俺と平成物語【前編】
初めまして、皆さん。
突然ですが、俺にはとても仲が良い幼馴染がいます。
それがこいつ
名前は「平成」。とても陽気で一緒にいると、凄く楽しい。
思えばこいつとは何をするにしてもずっと一緒にいた気がする…
とある日、今日もいつも通り俺と平成は遊んでいた。
遊び疲れた俺達は遊んでいた公園の芝生に座り込んだ。
「ふ〜疲れた〜もうこんな時間か〜」
平成「そうだね…」
「もう4月も終わりか〜…早かったな…」
平成「…」
「5月は何する!?旅行にでも行くか?」
平成「ねぇ…」
「?」
平成「俺…」
平成「引っ越す事になった…」
「!!!」
平成「5月にはこの町を出て行くんだ…だから…もう…遊べないんだ…」
「ふ…ふざけんな!!なんで今更言うんだよ!!!」
「…ごめん…なかなか言い出せなくて…本当にごめん…」
「へ…平成の…」
「平成のバカヤロー!」
平成「…」
平成「…」
〜家〜
「…」
「今日は30日…明日…平成が引っ越すのか…」
「…平成…」
続く